みちひらきの寺 善福寺のブログ

トラブルやご不安の解決の、道開きのご祈願とご相談

幸福の源は心の中に#開運法

自分でできる開運法として、仏教では小欲知足の考えがあります。

 

「足るを知る」とい事です。

 

人、物、環境などにイライラしたり不平不満やが多い人は、何かいつも欠乏している状態にあると言えます。

 

心の様子が現象として目に見えるように出来事として起こる。これが鏡の法則の考えです。

 

つまり、人、物、環境にイライラしている人は、そもそも自分がイライラすることを作り出しているのです。

 

逆に、幸福感溢れる心持ちの人は、幸福を感じられる出来事が目の前に起こるのです。

 

目に見えるものは自分の心の中の投影です。

 

そのように目に見えるものを自分自身のことと考えて、内観していく、自分自身を見つめることが大切であると仏教では説いてこられていいます。

 

最近よく目にする量子力学の考えにも合致するところがとても面白いです。

 

先ず、身近な幸せ、小さな喜びを見つけることが大事です。そして嬉しいな、ありがたいなと感じることです。

 

その小さな積み重ねが、ポジティブな周波数を引き起こします。そしてその周波数に応じた現象が目の前に起こります。

 

つまり、周りに期待ばかりしたり、不満ばかり言ったり、羨ましがることばかりではなく、今自分の心の中が幸福で溢れていると感じる方が良い方向へ物事が進むのです。

 

だから小欲でないと正しい判断ができません。

欲しい、欲しい、羨ましい、、を思うより、今この瞬間幸せをである(足る)を知ることのほうが絶対プラスになります。

 

皆さんは、何にありがたいなぁと感じられますでしょうか。

浴油供のご利益

今日は聖天さんの御縁日です。

 

早朝よりご祈願をさせていただきました。

 

厄除けや縁切り、諸難を避けるが故に、道開きの守護神なのです。

 

聖天さんへの一番のご供養は浴油供です。ご真言を唱えながら胡麻油を天尊のお像にかけて祈るのです。

 

その油は一日に700回繰り返します。なぜ、700なのか?

 

伝授録には、、、

「九品の煩悩は七生に浸潤しているので、それを断ずるが故に700返浴油をする。つまり、浴油は根本無明を断除する意味であり、それによって諸惑も断尽する。世間出世間の障は障碍神の妨であるから、この観に住して浴油をすれば、大聖が歓喜して二世の悉地を成就する。」

とあります。

 

要約しますと、

「人間の煩悩は生まれ変わりを繰り返すうちにDNAに刻まれていきますが、それは7回の前生まで遡って影響します。

経験したこと全てが複雑にからみあって煩悩が生まれます。

その根本的な部分を浄化することによって、今世での様々な災いを退けることができる。

妨害を為す障碍神にこの想いで浴油をするならば、歓喜の念を持って大いなる聖者となり様々な願いを叶えてくれる。」

といったところです。

 

迷信で、7代先までの福を一代で吸い上げる!なんていう話もきいたことがありますが、それは単なる迷信に過ぎず、

正しくは、今世に悪影響を及ぼしている自分の7代前(7生前)までの罪穢れ、煩悩などを根本的に浄化する、その結果として願い事が叶う、という事です。

因縁浄化という事ですね。

 

願い事が叶うにも、叶わないにも理由があるのです。その一端は自分自身であると考え、自分の心を見つめるのも大切なことです。

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不思議な霊符祈祷の効果を体験!#霊符

霊符をご存知の方も多いと思います。

願い事に応じた模様を書きお札として祈念します。

 

北極星の神格化された妙見菩薩、尊星王、アメノミナカヌシと同体であるとされる鎮宅霊符神が様々な願いに応じた霊符を出しているのです。

病気平癒、厄除け、良縁、金運などなど、人が生きている中で悩んだり問題となることに対して即応の効力が発揮されます。

 

安産祈願をされた方に霊符をお出ししたことがあります。

 

その方は、二人目の出産でした。一人目は帝王切開でしたので通常は二人目も帝王切開となるのですが、その方はどうしても普通分娩にて出産したいという思いから二人目でも普通分娩を応援してくれる産婦人科を探し出しました。通称Vバックと呼ばれるそうです。

 

Vバックの出産は一人目で子宮を切っているのでイキむ力で子宮破裂する危険性を伴う出産となります。破裂はするは、緊急帝王切開をしてお腹の傷も大きくなってしまうはと、母体のリスクがとても大きい分娩補法ですが、どうしてもという強い思いで決めたそうです。

 

安産祈願には、その方には本尊様のお札とお守りを授与しました。特に安産祈願の霊符を出しました。

 

安産の霊符も数種ありますが、祈願者さんにとってこれが良いというものを選び、3枚用意しました。2枚は授与したお札とお守りに、そしてもう1枚は本堂に安置をして日々に祈願をさせていただくものです。

 

強い意志で決めたといえども、やはり不安になる時もあります。出産前日に破水した時から、今までカバンにつけていたお守りを握りしめていたそうです。実際、そうすることで不安が和らいだそうです。

不安と安心の攻防です。不安になっては、強く握りしめ大丈夫だって思い、また不安になっては。。。の繰り返し。。。。

 

しかし、出産の時に向かうにつれ、そんな余裕すら無くなったそうです。

その方が不安に打ち勝てたのは、生まれてくる赤ちゃんが元気に生まれるためにというその思いでした。その思いが強くなればなるほど、不安を考えることもなくなったそうです。

 

そして無事に普通分娩で元気な女の子をご出産されました。

産後直後に担当医に言われたそうです。あと1回イキんだら破裂していただろうと。

 

それを聞いて、意の一番に神様仏様が守ってくれた、と実感したそうです。

 

 

 

母親の赤ちゃんへの愛情に勝るものはないと感じます。そこには私利私欲も忖度もなく、無私無欲の愛情です。その思いを呼び起こしたのも霊符の力かもしれません。元々ある愛情を切迫した状況の中で呼び起こした。子宮が破裂をすることなく出産ができたのは紛れもなく霊符の力だとご本人様も感じておられます。

 

霊符は本当に不思議です。

 

 

霊符のご祈祷は、5,000円から受け付けております。

健康、金銭、人間関係、霊障、など様々な分野で効果があります。

ご自宅での簡単な祈念の方法もお教えしますので、共に祈りましょう。

 

zenpukuji.17@gmail.comまで「霊符祈願」と明記の上ご連絡ください。

善福寺の鎮宅霊符神

 

 

護摩修行の力

当山のご祈祷の中でご利益を体感するには、護摩修行が一番早いかもしれないと感じております。

 

当山の護摩修行は護摩壇のすぐ脇に座っていただき、炎の力強さを体感していただきたいと考えておりますので、少人数での予約制とさせていただいております。

 

護摩修行では、簡単な経文やご真言を一緒にお唱えします。初めての方でもできるよう、護摩修行開始の前にご説明いたしますし、本番でもわかりやすくゆっくりとお唱えします。

 

やはり、自分でも積極的にお唱えをし、ご神体となる護摩の炎のパワーをいただくわけですから、祓い清める力がとても強いです。

 

3月に護摩修行をされた方からお礼のご連絡をいただきました。

 

その方は、、、

会社でその人一人だけが上司に嫌がらせをされ、精神的にまいっておられました。パワハラということになるのでしょうが、見えない様に嫌がらせをしてこられると。。しかも自分より資格を多く持っているがために、他の上司に言ったところで、お前が悪いと言われるだけだったそうです。

社内の雰囲気、コンプライアンスがいかがなものかと思いますが、あまり事を大きくしたくも無いし、、、、というお悩みでした。

 

祈願としては、怨敵退散という事でした。

本尊十一面観音と不動明王護摩で、一緒にお唱えをしご祈願をしました。

 

祈願で気をつるける事は、

相手の攻撃に応戦する様な事はしてはなりません。それよりも本尊の慈悲の光をしっかりとみるべきです。

お見受けするところ、炎を見ながら頑張ってご真言をお唱えしておられ、終わった頃には、スッキリしたように感じられました。

 

 

翌日、会社へ出勤したところ、今までとは違って見えたそうです。これまでは、いつも嫌がらせをしてくる上司のことで頭がいっぱいで、他の人の笑顔や優しい言葉に気付く余裕がなかったと気づかれたそうです。

また次の日には、その上司が嫌がらせをしてきても、第三者の様に一歩下がったところから見れることがわかったと。「この人、何やってはるんやろ、、、?」と嫌なことをされても今までみたいに心を乱されなくなった。またしばらくするともう何もしてこなくなったそうです。

 

極め付けに、年度末の移動で違う部署へ降格で移動となったそうです。

やはり、見ている人はいるのですね。

 

その上司のことは私は知りませんが、何よりも前向きに明るくなられたことがとても嬉しく思います。

 

 

現代を生きる人は、大なり小なり何かを背負っている方が多いです。それが相枷となり前向きになれないと。そんな時は護摩修行に是非ともご参加ください。

中には涙を流す方も少なくありません。胸の奥のモヤモヤ、お悩み事、ご不安などしっかり吐き出し浄化していただきたいと考えております。

 

護摩修行は一人5,000円からのお供えから行っております。個別の修行ですのでプライバシーのこともご安心ください。

 

ご参加ご希望の方は、「護摩修行の申込み」と明記の上、下記のメールアドレスにご連絡ください。

zenpukuji.17@gmail.com

 

https://www.zenpukuji-gokitou.com/

 

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心が現実化する

当山の護摩祈祷は、定例では毎月17日に本尊十一面観音の護摩を、28日には波切不動護摩を修しております。

 

2つを比べて何が違うかというと、炎の色合い、光り輝き方、暖かさが違います。それは何を意味しているのか。。。。。

 

現実世へアプローチの仕方の違いだと感じています。

 

これは行者(拝む側)の考えにもよると思いますが、私の考えでは、先ず第一に慈悲の心が炎に投映されなければなりません。

 

例えば、、、問題児から迷惑を被っている人がご祈祷でなんとかしてほしいと依頼されたとすれば、何を思い手を合わせますか?

 

 

A,怨敵退散!悪いことをしないように懲らしめてやる!!と言うご祈祷ですか?

B,君も何か辛いことがあったのかな?その気持ちが浮かばれるますように。と思うご祈祷ですか?

 

私は、Bが大事だと思っておりますし、怨敵退散の祈祷でも自然と害を為さなくなったということをたくさんの祈願者様より聞いております。

 

それはなぜか?

 

Aだと攻撃的な殺伐とした周波数の祈りです。攻撃された側攻撃的な周波数となります。つまり、攻撃の連鎖、問題解決に至らないのです。

Bだと慈悲深い暖かい祈りです。思いは連動し相手に伝わります。その気持ちが相手の凝り固まったネガティブな感情を解きほぐせるのです。

 

但し、不動明王がAだと言っているのではないのです。あくまで心構えです。

 

不動明王憤怒の表情も慈悲の現れなのです。怒りを以て慈悲を示すというのは、そのような三昧入るのはなかなか難しいように思います。

 

どんなに怒っても慈悲を忘れない。忘れたらただの怒り親父です。

 

全てを包み込む母性のような慈悲は観音様のお徳です。そして父親のような力強い慈悲。どちらも必要な要素であります。

 

必ず神仏へ祈る時には、どのような問題であれ、慈悲がなければ円満となりません。皆様もそこをお忘れなきように。大事なポイントです。

 

ですので、私の護摩は十一面観音も不動明王もお呼びして祈祷をいたします。

護摩 

 

 

道開きの観音様

当山の本尊は十一面観音菩薩です。長谷寺様式のお姿をされております。珍しいことに、本尊様のお顔は東を向いております。そのため、東向き観音とも言われて来ました。

 

なぜ東を向いておられるのか、、、、

 

その理由は、太陽の昇る方を向いているということです。

 

そもそも太陽は太古の昔から世界中で神様だと崇められてきました。日本の神道においては天照皇大神伊勢神宮で祀られています。太陽は草木や農作物だけでなく、私たち人間も生長させてくれます。また、気持ちが晴れる、晴れやか、、とも言います。字でもわかるように、太陽を表す、日という字が入っています。物質的にも精神的にも我々人間に大きな影響を与えています。

 

また、患うことや憂うことから解放されることを"夜が開ける"と言います。トラブル・不安・悩みなどから解放されることを意味します。

まさに、夜開けに太陽が昇り、闇に光が射し込むことで、神仏のご威光をいただき身心が晴れやかになるという意味です。

 

手を合わす人がよりよい道へ、願いが叶う通をお聞きくださいます。

 

祖父は生前、うちの観音さんは長谷寺を見てはると言っていたそうです。

地図で東の方へ見てみると長谷寺だけでなくそのもっと先には伊勢神宮もありました。逆に西の方へは箕面の大瀧、その先は出雲でした。伊勢と出雲、、、つまり、日の出と日の入りを意味する場所です。その中心に善福寺があるという...何とも不思議です。

 

不思議なようで納得がいくことがあります。そもそも十一面観音様は、神道天照大御神の仏教版だと言われるほどの菩薩です。日本の神様の総本地とも。そんな観音様が、伊勢と出雲の中心の場所にいても不思議ではないです。そのようなラインがあるのかもしれません。

 

つまり、太陽そのものを拝しているということになります。

皆様の心の闇を照らす慈悲の光としてご祈祷してまいります。

 

善福寺のご祈祷のご案内です。

https://www.zenpukuji-gokitou.com/

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良縁の赤い糸

皆さんは運命の赤い糸って何本あると思いますか??

 

1本でしょうか?

2〜3本でしょうか?

5〜6本でしょうか?

 

考え方はいろいろありますが、私は1本ではなくたくさんあります。

 

だってその人次第だからです。

 

投げやりな答えではなく、真面目に答えてもその人次第なのです。

 

何故かと言うと、今のご自身によって引っ張れる糸が変わるからです。

 

人間的な成長、魂の生長、悪因縁の浄化などによって、変わります。

 

“ご縁が整う”と言う言葉があるように、ご縁が生まれるには環境や状況が整うことが必要なのです。

 

自分が求めるご縁の糸が現れるか、意外なご縁の糸が現れるか。

また、その糸で結ばれるか。

 

結んでいく糸によって目に見える状況が変わっていきます。良くも悪くも今の自分は、今手繰り寄せられる糸を結んできました。

 

この先、よりよく日々を過ごすには、これまでとは違った糸を手繰り寄せることが必要かもしれません。何もしなければゴミは溜まっていくのと同じように、心の中も整理整頓、心の断捨離が必要です。

 

必要な良縁の赤い糸は必ず見つかります。

 

神仏はその断捨離を手伝ってくれます。

いわゆる「縁切り」です。良縁を結ぶには、先ずは縁切りです。

聖天尊は縁結びの御利益を謳われますが、縁切りが得意です。誓願に「遮悪修善」とあります。

 

健康との縁、お金との縁、人との縁、全ての物事はご縁で成り立ちます。赤い糸と同じように、よりよくなるに遮悪修善の御利益を仰ぎ、縁切りをすることをお勧めします。

 

認識している悪縁、認識していない悪縁、カルマ、ネガティブ感情など、聖天尊は悪しきを退けて、良縁を結んでくださいます。

 

おん きりく ぎゃく うん そわか